カキフライと方言の話
お題「地元では当たり前のものなのに、実は全国区ではなかったものってありますか?」
どうも、ななめと申します。
皆さんはふとした時に方言が出てしまうことってありませんか?ありますよね?ないですか?そうですか……
ほんとはありますよね?
ない?
………
そげん否定ばっかせんでもよかろうもん!!
失礼しました。
かく言う私は同じ県内の友人に「ななめって訛っているよね?」と言われかなりのショックを覚えたことがあります。同郷の仲間じゃなかったのか……?
私の地元は九州なのですが(現在は関東圏勤務)、日本の西と東で普通だと思っていることに違いがあることはよくあることだと思います。
比較的有名な方言では、「なおす」という言葉の使い方に違いがあります。
関東の人は主に「修理する」という意味で使うことが多いと思いますが、関西・九州の一部地域では「修理する」以外に「片付ける」という意味が加わります。
知識では知っていたのですが、関東で仕事をする中でふとした時に「なおす」を「片付ける」の意味で使い、先輩から笑われたことを覚えています。
幸い(?)にも九州出身の同僚が多い職場だったので、よくあることの一つとして捉えられた様ですが……
地域によるギャップで言うと、言葉以外にも食文化の違いは顕著に現れるんじゃないかなと思います。
先日会社の同期と飲みに行ったのですが、そこでカキフライを注文しました。
しばらく同期間で最近のことや今後のことなんかを話しているうちに注文したものが提供されたのですが、
カキフライにタルタルソースが添えられていなかったのです!
地元が西側の方なら分かると思うのですが、西では一般的にカキフライにはタルタルソースを使います。
ところが関東では、本来タルタルソースが添えられているはずの場所に中濃ソースが当然な顔をして鎮座していました。
初めはこの店が特別に中濃ソースを提供しているのだと思い、「この店はタルタルじゃないんだねー」なんて口走ったら最後。
同期から総ツッコミで「普通中濃ソースでしょ」と言われる始末。
普通なんてものは時と場所で様々なんだなぁと思ったひと時でした。
そんな話をしていたらお風呂が沸きました。
今日はここまで
毛布と愛着の話
調理中に失礼します。
初めまして、 ななめ と申します。
皆さんはライナスの毛布というものをご存知でしょうか?
これは、スヌーピーで有名な漫画「ピーナッツ」の作品中に登場するライナス君から名付けられました。
青い毛布がトレードマークの彼ですが、彼はその毛布を肌身離さず持ち歩いています。
ライナスの毛布は心理学用語で安心毛布とも言われており、文字通り安心感を得るために持っているんですね。
ライナスの毛布は子供に限ったものではなく、大人でもみられることがあります。
人によってはお人形であったり布の端切れであったり様々ですが、どうやら布成分が含まれるものが多いようですね。
手触りが関係しているんでしょうか。
そんな話をしている私にもライナスの毛布と言えそうなものがあります。
それがこちらの緑色のブランケットです(冒頭でも登場してましたね)。
こちらのブランケットですが、私が幼稚園児の頃から愛用しているものです。
元々は4枚セットで売られていたもので、家族4人それぞれに違う色のブランケットが割り当てられていました。
しかし、他の家族のものはボロボロになったり新しいブランケットを買うという名目で処分されてしまいました。
私のブランケットも何度洗っても臭いが落ちなくなってしまったので「いい加減処分したら?」という風にパートナーから言われるのですが、この手触りが唯一無二なためなかなか処分できずにいます。
染み付いた匂いも自分にとっては安心できる精神安定剤的な役割をしてくれているのでますます処分できません。
そろそろ付喪神になってくれてもいいんだよ?なんて思いながら今日も一緒に過ごしています。
人によってはこの「ライナスの毛布」を持っていること自体を後ろめたく思う人もいるかもしれませんが、別に気にしなくても良いんじゃないかなと思ってます。
ライナスの毛布を持っていない人も何かしら支えになる何かを持っているはずです。
本の収集やソシャゲ、スポーツにのめり込むことや酒、タバコetc.
持っている人にとってはそれがライナスの毛布なだけです。
そんな話をしていたら料理が出来上がってしまいました。
今日はここまで
それではいただきます。